ゼ・バーデ・マスティー・ホシュ・バーシュ

خيام, اگر ز باده مستی خوش باش

ハイヤーム、アガル・ゼ・バーデ・マスティー・ホシュ・バーシュ

Khayyam, agar ze bade masti khosh bash

xajjām, agar ze bāde mastī xoš bāš

Хаййаам, агар зэ баадэ мастии хош бааш*1

訳)ハイヤームよ、酒に酔って楽しめ。



今日は図書館に行き、ペルシア語の辞書と格闘しつつオマル・ハイヤームルバイヤートの原文解読。前々からやりたかったのですが、なかなか時間が取れず、今日になってしまいました。

ペルシア語って簡単で良いわ(難しいのにも難しいならではの魅力があるが)。初歩の初歩さえ中途半端な人間でも、訳文を参考にしながらであれば、辞書を片手にそれなりに原文に親しめます。

上の一文の各単語の意味は以下のとおり。

  • ハイヤーム:(名詞)天幕作り。(ここでは人名)
  • アガル:(接続詞)あるいは。
  • ゼ:(前置詞)〜から。〜によって。(「アズ」の詩における縮約形)
  • バーデ:(名詞)酒。葡萄酒。
  • マスティー:(名詞)酔い。
  • ホシュ:(副詞)良く。楽しく。
  • バーシュ:(動詞・命令形)〜であれ。(英語でいうところの命令形の「be」)

*1:サハ語キリル文字(ロシア語からの外来語でのみ用いるものを含む)