相変わらず

相変わらず、私生活では自分を見失っていく一方。

否、見失う前の「自分」が幻覚なのだろう。

幻覚が幻覚だということに、たとえ一瞬でも気づいてしまうと、

二度と幻覚を現実だと思えなくなる。

幻覚を現実だと思い続けることが、幸福なのか不幸なのかは分からないけど。