人妻ゆゑに我恋ひめやも

本日は研究室の忘年会で、某偉大なる先輩様と和歌について話をする機会に恵まれた。その先輩様に「百人一首を除く和歌で一番好きなのは何ですか?」と伺ったところ、

  • 紫のにほへる妹を憎くあらば

とのお答えをいただいた。私はこの歌の前の歌の下の句が

  • 野守は見ずや君が袖振る

であることを思い出したが、当のこの歌の下の句は思い出せなかった。先輩様に「何でしたっけ?」と伺ったが教えてくださらなかった。

先輩様と別れた後、前の歌を上の句も思い出して

  • あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る

だと分かることができたが、依然肝心の歌の下の句は不明であった。しょうがないので帰宅後古語辞典を引き、ようやく判明。あああー!!! そうだったーーー!!!と今さらなが思い出し、どうして分からなかったのだろうかとやや欝になりました。

。。。で、そーゆー恋をしたことあるかですか? まあ、過去の話ですが、××じゃないけど××な人に××でもいいから××と思ったことはありますね、というか当時は非常に思い詰めてましたね、はい。。。今でもかなり心の傷です。。。

なお、その時は返せませんでしたが、私が目下一番好きなことにしている歌(本当に一番かどうかは疑わしいが)は、

  • いろみえでうつろふものは世の中の人の心の花にぞありける (by 小野小町)

です。