学会から帰ってきました

ここ数日、千葉であった日本物理学会に行っており、今日西条に帰ってきました。

帰る途中、新宿に立ち寄り、2冊ほど本を買いました。

まず一つ目は黒田龍之助「羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門」

羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門

羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門

黒田龍之助先生の著作を買うのは「ウクライナ語基礎1500語」(isbn:4475011132)、「その他の外国語」(isbn:4768468926)に続いて三つ目です。「その他の外国語」は特に面白くて数日で読みきったのですが、「羊皮紙に眠る文字たち」は更に興味深かったのか、今日の昼過ぎに買って夕方には読み終えてしまいました。。。(自分的にはこの速度で読んでしまったのは微妙なことらしい)
読んだ速度はともかくとして、内容ですが、分かった気になってても実は分かってなかったこととかけっこうあって良かったです。チェコ語が他のスラヴ言語となんか雰囲気違う理由(昔のチェコ語に規範を求めたかららしい)とか、グラゴール文字がクロアチアで近代まで使われていた理由(今までなんとなく単なる偶然だと思ってたけど、もちろん実際にはしかるべき事情があった)とか特に参考になりました。

次に安達信明「CDエクスプレス エスペラント語

CDエクスプレス エスペラント語

CDエクスプレス エスペラント語

「少し前にCDエクスプレスのアイヌ語買ったのに早くもエスペラントに転向したのか!?」とか思わないでください。本当はアイヌ語エスペラントを同時に買うつもりだったのに前回アイヌ語を買った時はエスペラントを入手し損ねただけです。

今回買ったのは以上の二つですが、あと買いたかったけど本屋に無くて買えなかったのとして、亀山郁夫ロシア・アヴァンギャルド

ロシア・アヴァンギャルド (岩波新書)

ロシア・アヴァンギャルド (岩波新書)

があります。今回は入手できませんが、機会を見つけて探してみたいと思います。









。。。例によって当の学会には全然触れてない日記になってしまいました(汗