フェミニスト?

今までに何回か、自分のことを「フェミニスト」と呼ばれたことがある、或いはフェミニストと見なされたっぽいことがある。自分的にはあんまり自覚無いが、自分が世間一般のオトコよりフェミニスト的な思考回路を持っていることは確かだと思う。

フェミニストは基本的に大半は女性だが、男性も少数ながらいる。しかし私はオトコのフェミニストとは直接会ったこともないし、それ以前に具体的に誰がいるかということも知らないので、彼らがどうしてフェミニストを自称、もしくはフェミニストと呼ばれるようになったのかはもちろん分からない(←調べろ)。しかし、オトコのフェミニストというものは、一般に「元からフェミニスト的だった」のだろうか、それとも何かのきっかけに「フェミニズムに目覚める」ものなのだろうか。

恐らく情景としては後者のほうが分かり易い。今まで何の疑問もなくこの社会の中で生きてきたが、ある日ふとしたことから男性優位の社会に疑問を抱くようになり、そのうち「女性優先」とされている場面でさえその裏には男性優位という思想が隠されていることに気づくようになり、「両性の平等が尊重されるべきであるのにあらゆる場面で男性優位で良いのか?」と思うに至り、フェミニズムに目覚める、という状況が例えば考えられる。

しかし、私の場合は思いっきり前者っぽい。私は記憶にある限りでは、男と女でどちらが優れているかということについて、小学生の頃は女のほうが真面目で優秀なのではと思ってた気がするが、その後は表面的には統計的優劣があることをそれとなく認めていたにせよ、基本的には優劣云々という発想はなかった。時々オトコの中に女を自分とは別の、何かモノのような存在と見ている、或いは少なくとも知的生命体と見なしていないような発言をすることがあっても、「悪い冗談が好きな人もいるもんだな」とくらいにしか思っておらず、彼らの少なからずが恐らくそれを冗談ではなく本音で言っているであろうということは考えてもなかった気がする。で、その後本気で男性の優位を信じているらしい人が相当多数いるっぽいということが何となく分かってきて、それでそう思ってない自分はフェミニストの一種なのかな、と自分自身はほとんど何も変わらずに「フェミニストになった」っぽい。


。。。夜ももう遅いしこれから先どう繋げようかも悩ましいので今日はこの辺で。