久々にカレー&体育の日報告

いつものようにカルミナ・ブラーナを聴きながら日記更新中。

久々にカレー

今日の晩ご飯は久々にカレーライスにした。
カレーを作るのには時間がかかるという印象が、自分の中に何故か存在していたが、
今日あらためて作ってみると、
カレールーを買い忘れていて途中で買いに行くという失態を含めても、
準備をはじめてから作り終わるまで1時間強でできた。


一度作ると数日間もつので重宝しているカレーだが、
作る時間的にもけっこうお得かもと思った今日この頃である。

体育の日報告

例年、体育の日には運動と関係ないことばかりしている気がするが、
昨日、すなわち今年の体育の日も、最近としてはやや珍しく家にこもっていた。
で、家で主にやってたことは、オマル・ハイヤームルバイヤート(四行詩)の原文探し。

原文としては、小川亮作訳のもの(岩波文庫)の最後についてるラテン文字翻字2つ

ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1)

ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1)

英訳・独語訳付きのペルシア語原文画像(達筆で解像度低いので私には解読困難。。。)
http://www.okonlife.com/poems/

ペルシア語原文?
http://www.irantarikh.com/adab/khaiyam.pdf

ペルシア語版ウィキソース
http://fa.wikisource.org/wiki/%D8%B1%D8%A8%D8%A7%D8%B9%DB%8C%D8%A7%D8%AA_%D8%AE%DB%8C%D8%A7%D9%85

あたりを手がかりに、googleで検索かけたりしつつ探索。
サイトによって内容(というより、書いてある文字とくらいしか分からない。。。)が微妙に違ってたり、
綴りミスと思しきものがあったり(小川亮作訳ののラテン文字翻字とあわない)、
私の皆無に近いペルシア語力ではどうもこうもしようのない面はあったが、
とりあえず6篇ほどを紙に書き留めてみた。

上記はそのうちの4つ。上から順に、

天に聳(そび)えて宮殿は立っていた。
ああ、そのむかし帝王が出御(しゅつぎょ)の玉座
名残りの円蓋(えんがい)で数珠(じゅず)かけ鳩(ばと)が、
何処(クークー)、何処(クークー)とばかり啼(な)いていた。

(ラストの「クークークークー(كوكوكوكو)」が視覚的にも印象的)

さあ、ハイヤームよ、酒に酔って、
チューリップのような美女によろこべ。
世の終局は虚無に帰する。
よろこべ、ない筈(はず)のものがあると思って。

神のように宇宙が自由に出来たらよかったろうに、
そうしたらこんな宇宙は砕きすてたろうに。
何でも心のままになる自由な宇宙を
別に新しくつくり出したろうに。

われらは人形で人形使いは天さ。
それは比喩(ひゆ)ではなくて現実なんだ。
この席で一くさり演技(わざ)をすませば、
一つずつ無の手筥(てばこ)に入れられるのさ。

(「يک يک」ってのが「一つずつ」って意味だと思う。「يکى」(イェキー)で「ひとつ」って意味だったはずなので。)

訳は青空文庫( http://www.aozora.gr.jp/cards/000288/files/1760_23850.html )より。