えっちなでびあん

私が今使っているOSはDebian GNU/Linuxで、従来は安定版(現在はsarge)を使っていたが、アプリケーションとかがいろいろ古く、OpenOfficeFirefoxは別途最新のを入れたりと、やや微妙な使い方をしていたため、この際いっそのこと、ということでテスト版(現在はetch)を導入した。
サーバ指向の安定性を重視したのが安定版sargeであるが、テスト版のetchもデスクトップとして使うには十分な安定性を持っていると言われている。。。が、何故かいろいろと不具合が発生し、"使えるようになった"と悟るまでに、何度も再インストールしつつさんざん迷いまくった。具体的には、

  • 再起動すると起動中に"Waiting for root file system"と出て止まる!(再インストールしか方法無し? システム関係のパッケージをアップグレードしないことで一応発生しなくなる)
  • Adobe Acrobat Readerが起動せん!!!(未解決。sargeでは動いてたのに。。。)
  • geditで日本語入力しようとすると止まる!!!(未解決)
  • パネルの位置が勝手に変わる!!!(だましだましパネルを調節して何故か解決)
  • 最初日本語だったgdmが再起動すると英語に。。。(未解決)
  • "」"を入力しようとすると何故か"¥"に。。。(未解決)

といった感じ。。。以前にも別のPCにetchを導入しようとしたことがあるのだが、その時は結局諦めてsargeにしてしまった。やはり私のようななんちゃってペンギン使いには、安定版以外のDebianを使いこなすのは、たとえデスクトップとして使うには問題のないとされているものであっても、至難の技のようである。
で、以上のようにいろいろ苦労しまくったので、いっそのことUbuntuにしてみようかと思ったのだが、結局etchでgoということにした。いろいろ事情はあるが、脱初級者向け(?)のsargeから中級者向け(?)のetchにしようとして、結局初心者向け(?)のUbuntu、というのは微妙な気がしたからである。他にも、最新の環境にこだわるならetchだろうと思ったということもあるが、しかし最大の理由はやはり"Debianetchを使ってるって何となくカッコいいから"であろう。もっとも、理由はともかくとしても、結論としてはsarge、etchUbuntuの中ではetchを使うのが一番勉強になるだろう。実際、etchと格闘しててsargeで悩んでた問題の解決策が見えたりもしている。
とりあえず再インストールは避けられるかもしれない形にはなったので、これからもいろいろ悩みつつetchを使っていこうと思う。