フェルミのパラドックス

宇宙人(異星人)がいるかどうかに関する議論の中に、「フェルミパラドックス」というのがあるそうです。曰く、「宇宙人がいるとしたら、何故地球に来ていないのか?」

これについてはいろいろ回答があるようです。例えば、「この宇宙に知的生命体は地球人しかいないのだ」とか、「他の星に移民しようと考える宇宙人がいないのだ」とか、「まだ地球に到達していないだけだ」とか、「実は地球に来ているが文明の格差があまりに大きいので接触を控えてるのだ」とか、「実は地球に来ているが政府との裏取引で存在を秘密にしているのだ」とか、「実は地球に来ていてハンガリー人を名乗ってるのだ*1」とか。


で、この件に関しては私も微妙に考えたことがあります。私の考え(希望?)では、答えは

「実は地球に来ているが危険だから接触を控えている」

です。宇宙人が地球人と接触しようとする場合、事前に地球人の宇宙人に対する姿勢を調査し、危険が無い確認するでしょう。では、その地球人の宇宙人に対する姿勢とは、一般にどのようなものでしょうか? 詳細な経緯についてはいろいろバリエーションがあるでしょうが、最初と最後だけ抜き出すと、よくあるのは以下のようなパターンだと思われます。

地球人A「宇宙人を発見しました!」

地球国家大統領「殺せ! 皆殺しにしろ!」

文化的接触を目指すには地球人は危険すぎますね。地球人とは接触しないのが正解でしょう。

*1:1920年代頃、ハンガリーブダペストで地球人離れした才能を持った物理学者が大量に出現したことにちなむ、らしい。