美術館巡り(日曜日)

まともな内容の日記を。。。


昨日は、市内の美術館に行きました。当初は日曜に行く予定で、土曜は大学にするつもりだったのですが、雲行きが日曜のほうが多少怪しいようだったので、土曜に美術館、日曜大学にしました(結局日曜もほぼ晴れてましたが)。

美術館は1920年代パリ(ひろしま美術館)と、始皇帝と彩色兵馬俑広島県立美術館)です。

見に行った理由は、単純に見に行きたかったというのが大きいですが、他に敢えて理由を言えば、前者は20年代ソ連に興味あるので同年代のパリについても知りたかった、というのがあります。ソビエト・ロシアにおいては作家・芸術家の亡命はロシア革命直後から始まっていたようですが、亡命先はパリのことが多かったようです。また、20年代は亡命芸術家とソ連の芸術家の交流もまだ比較的普通に行われていた、とどっかで見た気がします。

始皇帝兵馬俑は、敢えて言えばサブタイトルの「史記の世界」です。司馬遷とか史記とかには元々興味があったのですが、最近は、少し前に読んだ中島敦の「李陵」の影響も濃厚にあってか、特に興味を強く持つようになりました。白文の史記も一、二ヶ月前に入手しました。白文は辞書と格闘しながらでも読めない部分が多かったりして、ほとんど読めてませんが。。。

展示では少ししか触れられてませんでしたが、個人的に興味があるのは匈奴です。天地所生日月所置匈奴単于敬問漢皇帝無恙(天地生まるる所、日月置く所の匈奴単于、敬しく漢の皇帝に問ふ、恙無しや)といった感じです。

内容ですが、どちらもけっこう良かったです。ひろしま美術館のほうはマルク・シャガールをいろいろ見れました。