鹿児島市内某ホテルより

(その1)

今日は学会で発表しました。



(その2)

ホテルの剃刀は鋭い
ふと気づくと
首から血がにじんでた
妙な妄想をするのはやめよう
どうして?
「そんなこと思ってたら某氏に申し訳ない」
昔はだからそう思った
けれども今は違う
「どうして自分に対してそんなこと思ったりする?」
某氏のことはもう関係ない
私は某氏のために生きてるんじゃない
自分のために生きている
某氏を崇拝するのも
某氏を憎悪するのも
もうやめにした


けれども今はまだ
自分の死に場には某駅を選んでしまうかもしれない
「せめて某氏に噂が伝わることを求めて」
この誰も満足しない選択肢のために
けれども某駅は遠いから
きっと途中で思い直すだろう
実際私は某駅と広島の途中で思い直した
但し某駅からの帰り道


「いい加減自分の進む道の影に某氏を置くのはやめよう
結局自分は某氏に甘えたいだけ」
だから某氏と自分とのことはもう考えない
考えてはならない
けれども、まだ時々そのことを思ってしまう
そしてしばしば妙な妄想にふける
けれども。。。
だから?。。。
それとは別に?。。。
「ノーコメント」