サラバンド

今年度になって、某氏の影響でクラシックを聴くようになりました。分野(?)は主にロシア関係です。で、そんなこんなで数日前某氏(前述の某氏とは別の方)に、「アルハンブラの想い出」を含むCDをお借りしました。アラブ・イスラム関連にも興味があるということもあるのですが、やはり「アルハンブラの想い出」は良いですね。アルハンブラ宮殿はスペインのグラナダにあり、イベリア最後のイスラム王朝ナスル朝が築いたものです。昔、ラジオのアラビア語講座で紹介されてかなり気に入りました。スペインにはまだ行ったことがないですが、行ったら是非アルハンブラ宮殿に行ってみたいですね。あとはコルドバのメスキータとかも行きたいです。

で、私はクラシックはごく最近聴くようになったので、そこそこ有名であろう曲でもことごとく知らなかったりするのですが、そのCD(マニアックなのが多いらしい)を聴いていると、かなり懐かしいメロディーが聞こえてきました。「サラバンド」がそれです。この曲は高校の時たまたま家で楽譜を見つけ、何となく気に入ってピアノで弾けるようになろうと少し練習してみたものの、その後長期中断してしまったやつです。高校でも休み時間に一回だけピアノで弾いたことがあります(高校内では弾ける機会は数回しかなかったけどそのうちの一回)。何となく思い出深い思い出です。

私は楽器はまがいなりにもできるのはピアノくらいで、弾けると言えるのか弾けるうちに入らないか微妙なくらい弾けます。ピアノはもうちょっとまともに弾けるようになりたいです。実家にはピアノありますが西条のアパートには無いです。電子ピアノ欲しいですね。

話は変わって、今日はふと思い立ってプーシキンの「エヴゲーニー・オネーギン」をロシア語原文で読んでみることにしました。プーシキンは散文作家として知られていますが、代表作とも言えるオネーギンは韻文です。是非とも原文で読むべきだという話をちらほら聞く作品ですが、ぱっと見てみたところ、うーむ、確かにこれは原文で読まないともったいなさすぎ、って感じのオーラが漂っている韻文な気がします。オネーギンの韻文について詳細説明したいのですが、知識無い&長くなりそうなので省略します。

なお、オネーギンをロシア語原文で読もうとすると、まずはフランス語の辞書と格闘することになります。プロローグの前の引用が「Pétri de vanité il avait encore plus de cette espèce d'orgueil qui...」って感じに始まるわけです。原文を読むにあたってまずフランス語と格闘することになるロシア文学は、恐らく多々あるのではないかと思いますが、トルストイの「戦争と平和」が特に有名だと勝手に思ってます。

原文オネーギンは今日のところはフランス語だけで終わってしまいました。ごく初歩的な冠詞とか前置詞とか以外ことごとく辞書を引いたので。。。ロシア語部分ならもうちょい早く読めるだろう。。。で、フランス語ですが、今回についてはとりあえず意味は何となく取れたのですが、発音が一部分からないです。。。「les mauvaises actions」はレ・モヴェズ・ザクション? レ・モヴェゼザクション? 両方間違い???